ライトスルメ釣行 18
2014.07.17 コラム
スタッフたまきんです。
15日(土) お客様と一緒に、この夜もライトスルメに「なかくに丸」さんにて行ってきました。
いつも、たくさんのノリの良いお客様に恵まれ、楽しい釣行となります。ありがとうございます。
出港!!この日は大船長の第五なかくに丸さんでの出船でした。
しかし、行く前から・・・若干の不安。
月夜・ベタナギ・無風。。。さてどうなるでしょうか。
隠れゆく夕陽を追いかけるように、湖のような水面を、船はポイントにひた走ります。
ポイント到着。シーアンカーを入れて、いざ開始。
が!!
無風の潮の流れほとんどなし!!ビンビンと張らせたシーアンカーも、すぐに船の真下にくる位。
「風も波もなくて、これならデートのスワンボートにピッタリだね♪」
ってくらいの鏡の海。これは悪条件が全て揃った感じです。
日曜日の滝行みたいな条件の方が、イカは釣れます。
今回は勝手知ったるお客様とご一緒でしたので・・・・
た『今日は修行僧のように私やりますので、その旨よろしくお願いします。』
お客様『せめてタナ位共有しようぜ?』
た『それは勿論♪』
指示棚は50m。一生懸命に誘いますが・・・無反応。
20時位から、ようやくアタリがありました。
まずはお客様にヒット! 前日の情報通り、「ムギイカ」サイズです。
このサイズがいるという事は、新たな群れが入ってきているのでしょう。
しかし、なかなか直ぐには後が続かず、少ししてから私にもヒット。
乗るのはヤマシタ オッパイスッテ2.5のサバカラー。
この日はとにかく、スッテの位置を変えたりしても、お客様も私もこのカラーにアタリが集中しました。
客『タナは?』
た『25!!』
た『25ヒロ!!』
客『ヒロって事は1ヒロ1.8mとして25×1.8・・・ってか、マーキングあるんだしメートルで教えてくれないかな?』
た『え?だって何メートルって聞かれてないですもん。45mですね~。クンクン 来ました!!』
客『おいよーー』
こんな感じで真面目つつ、算数交えつつ、イカを狙っていきます。
それにしても、イカの触りも弱弱しく、ヒットしても・・・グッツン!プン!とバレていきます。
これが何度も使用した針だと・・・本当に刺さりが弱くフッキングしません。
追い乗りをさせようと、待っていても居なくなります(苦笑)
こうなったら、1杯1杯手返し勝負です。
で、やっぱり乗ってくるのは、オッパイスッテのサバカラー
と、F/市松赤白など。サイズも2.5or3まで。4はこの日は見向きもしませんでした。
ポツポツ、しーーーん、ポツポツ。
タナもバラバラなので、狙い撃ちがなかなか定まらず、結局幅広く誘うことに。
なにせ、仕掛けが3mないので・・・動かすのを止めると負けです。
イカの大きさもバラバラ。水面直下で胴13cmクラスの鉛筆サイズのイカが釣れてきたり、
23cmの大型が掛かってみたり・・・バラバラ。
プラヅノ11cm仕掛けにしてみたり、反応を見ながら色々試して釣っていきます。(迷宮入りパターン)
でも、ちょっと水分補給時に置き竿にしておくと・・・
クンクンクン。
客『きてるよ!!』
そんなのが数回。
今宵のイカは全くもって心が読めません(苦笑)
途中で事件が・・・
釣れた20cm位のイカが、
イカ『doピュっ!!!』
危ない!!っとマトリックスなみに避けた明らかに黒い液体が。。。
一直線に・・・
危ない危ない(笑)
もう少しで反対側の船長の背後から、ぶっかける所でした(セーフ)
こっそり笑顔で拭きに行ったら・・・
手すりパイプまで掛かっていたのは内緒です。
未遂です未遂。
(パイプさんナイスセーブ)
背後から狙うなんて、男のする事じゃありますん。
途中から沸いて出てきたサバ軍団の猛攻に遭いました。
3本仕掛けでパーフェクト・サバ。 サバ地獄・・・いやサバ祭りです。
サバ釣ったり、沖漬け作ったりしながら、39杯の釣果でした!
スッキリです!
船長は途中でやめて60杯。イカは居ます(笑)
トミー専務とも話していたのですが、
シビアな時は仕掛けの長さ(短さ)とタナの広さ(ヒットレンジの幅)を誘いの中で考えないと、なかなか釣れないみたいです。
仕掛けが短い分、良い面悪い面が出てきますが、ヒットする場所を細かく攻め直せますので、とにかく誘いまくりましょう。
ハイギヤな分、1シャクリに1/4回転にするとか、ドラグを利かせるとか・・・色々としてみて下さい。
<スタッフたまきんタックル>
ロッド:エバーグリーン 603-4
リール:DAIWA RYOGA C2025PE-SH
ライン:PE0.6+リーダー3号-3m
仕掛け:トミーライトスルメ仕掛け各種
オモリ:ホゴ型50号&40号
ロッドキーパー:ダイワ ライトホルダー90CH
帰ってからは・・・船上でしっかり〆たサバを、さっと塩&酢でしめた、「しめ鯖」&炙り作り。
最高でした。
また行って来ます。
おしまい